KAMIYA

試作・新作

ドラゴン曲線を折る

ふと、ドラゴン曲線を折れないかと思った。 ドラゴン曲線とは、自己相似フラクタル系の図形。折り紙と関連がなくもないので、割と親しみのある図形です。何より名前がかっこいい。 折り紙関係者には前川淳さんのブログ記事がわかりやすい。 紙のフチがドラ...
未分類

飛びたい人(通称はなのようせい)

翼が生えた人型の物体。創作時期は私が小学生のころ(一番古い記録は1992年だが、多分もう少し前)で、実は最初の創作作品候補の一つ。一応モデルはイカロスだったのだが、顔の鼻が目立つので「はなのようせい」とよばれていた。 基本構造、造形共によく...
技術ネタ関連

正方形から最大の正五角形を折り出す

正方形に内接する最大の正五角形の折り出し方。多分車輪の再発明。 正方形から正五角形を折り出す場合、一般的に知られているのは少し誤差のある方法です。また正確な正五角形の場合は、伏見康治先生の著書『折り紙の幾何学』に記載されている方法などが知ら...
創作tips

創作tips:指のヒダは幅を変えてもよい

指などを折りだす時のヒダは均等になっていることが多いが、幅を変えると表現の幅が広がる。 折りやすさや扱いやすさは等分が優れているので、必要な場合にアクセント的に使うのがよいでしょう。 創作tips:ヒダの折り出しの幅は割と自由度が高いのよう...
折り図

折り図を描く際に設定しているアクション

AIには、「アクション」という一連の作業を記録・実行する機能があります。 具体的には、よく使う機能や定型の一連の作業、数値の入力が必要なものなどを登録しておくとよいでしょう。また、ショートカットを設定できるので、よく使うものは割り振っておく...
創作tips

創作tips:カドの長さと構造

展開図のわかりやすさ・美しさを重視する場合、基本的に「カドの長さ=構造」となります。当たり前の話ですが、使う構造でカドの長さが決まります。実際には逆に必要なカドの長さに合わせて構造を選択することになるでしょう。 22.5度系でのカドの長さ(...
創作tips

創作tips:4鶴の変形

4鶴は拡張性の高い便利な基礎構造ですが、得られるカドの長さや間隔が全て同じなので、カドの長さを持て余したり、バランスが合わない場合もあります。 そこで4鶴を構成する構造のバランスを変える事で、より無駄なく必要な大きさのカドを得ることができま...
創作tips

創作tips:ハバ作品化

「ハバ作品」とは、作品の対称軸に隙間を追加することで、立体化等の効果を得る技法です。正式名称は私の知る限りないのですが、だれともなく呼び始めた「ハバ作品」が通称となっています。 第8回折紙探偵団関西コンベンションにて、田中将司氏のアイディア...
創作tips

創作tips:よく使われる定石構造

折り紙の創作では、よく使われる定石的な構造があります。良くも悪くも「枯れた」構造なので、新奇性はありませんが、汎用性のある優れた構造であることも事実です。22.5度系でよく使われる構造を紹介します。 「鶴の基本形」。当たり前だが、4つの大き...
創作tips

創作tips:ヒダの幅を22.5度の構造と合わせる

ヒダを追加する場合、幅をその他の構造と合わせるとよい。 主な利点は、比率がきれいになるのと、ヒダの接続・融合がやりやすくなること。逆にデメリットは比率の折り出しが面倒になるケースもあることだろうか。 下の図は鶴の基本形にヒダを追加した例。分...