KAMIYA

創作tips

創作tips:造形の解像度は、なるべく統一するとよい

創作においては、基本的に作品全体での造形の解像度を揃えた方が良い。 例えば、超精密な頭部に対して、体が中割り折り数回で造形されたものであったら、アンバランスだというのは理解していただけると思います。一部分だけやたらと解像度を上げると、バラン...
折り図tips

折り図tips:Illustratorで変形しやすい白抜き矢印を描く

Illustratorで使える、編集しやすい白抜き矢印の作り方です。 頭の三角と線を用意する。 線に「メニュ→効果→パス→パスのオフセット」を適用。幅は0.5mmくらいが使いやすい。 表示が太くなった線と三角を選択、パネルのメニューで「複合...
折り図tips

折り図tips:矢印の先は45度以下にするとよい

矢印の先の角度は45度以下にすると、フチや折り筋と重なりにくいので図が見やすくなる。 いろいろと都合が良いので、強い理由やこだわりがなければ45度くらいをお勧めします。
折り図tips

折り図tips:Illustratorでのロックされたオブジェクトへのスナップ

いつの間にか、ロックされているオブジェクトのポイントへのスナップができるようになっていた。 ただし、新規オブジェクトを作成する場合にはスナップは利かない。選択ツール等で既存のオブジェクトやポイントを移動する場合には有効になるようだ。具体的な...
技術ネタ関連

長方形から五角形を折り出す

長方形からの五角形の折り出し、残りの紙の使い勝手を考えると、端に寄せて折り出したい。できれば任意の長方形から折り出せると汎用性も高くなります。 まず、五角形の配置自体はほぼ自明です。要点となるのは紙の内側にある五角形の角、この点を折り出すこ...
技術ネタ関連

カモシカの創作 頭部について

『超絶のおりがみ』等に掲載されたカモシカの頭部の創作について。なお作業は上野公園にて現地の資料を参考にしながら創作しました。 最初はカエルの基本形からはじめました。これでもそれっぽい形はできる。 もう少しボリュームが欲しかったのでヒダの向き...
折り図

Illustrator 折り図で使う機能

Illustratorの機能を、それぞれ折り図ではどう使えるかをまとめておくと便利なのではないだろうか。日頃使っていない機能も見直す事で、便利に使えそうな発見もありそう。 ということで、とりあえず思いついたものを書いておきます。備忘録的にた...
未分類

コッホの雪を折る

フラクタル図形コッホ雪片を、繰り返し可能な状態で折れたっぽいので情報を整理・出力しておきます。 形の捉え方と基本構造 今回折るのはコッホ雪片には、限られた繰り返し回数ではありますが池上牛雄氏の作例があります。この作例と池上氏の挑戦の軌跡をよ...
未分類

ずれやすい手順の傾向と対策

ずれやすい手順というものが存在する。 基本的に創作者は折る技術が高い人が多いので、案外気が付かない。 ずれは絶対に起こるものと考え、なるべく影響の少ない手順を採用するとよい。 ということで、思いつく誤差の発生しやすい手順をいくつか挙げてみま...
未分類

暫を折ってみた

外が暑すぎるので、外出は控えて『北條高史折り紙作品集』より暫を折ってみました。 用紙は昔伊東屋で買ったロール和紙90cmを使用。ただ細部の余裕や折りやすさを考えると、120cmくらいが適正サイズなのかも。厚みは折り手の技量と好み次第ではある...