展開図のわかりやすさ・美しさを重視する場合、基本的に「カドの長さ=構造」となります。当たり前の話ですが、使う構造でカドの長さが決まります。実際には逆に必要なカドの長さに合わせて構造を選択することになるでしょう。
22.5度系でのカドの長さ(折り返す位置)は図のようになります。正確には無数にありますが、代表的なものを描いてあります。この位置やバランスを覚えておくといろいろと便利です。できれば22.5度の距離感として叩き込んでおくとよい。
それぞれのカドの長さに対応する代表的な構造は以下の図のようになります。22.5度の場合は、二等辺三角形状の分子でカドの長さが決まることが多いので、キーとなる分子の大きさを意識して構造を選ぶとよいでしょう。