用紙のカドに対する領域の追加について。頭部などの作り込み・装飾や、指の折り出し等に使われる。
フチへの追加
カドの外側にヒダを追加する方法。多分一番使いやすい。ヒダはそのまま指などに活用できると無駄がない。(アルドゥイン・ウィザード・フェニックス)
対称軸への追加
中心の対称軸に追加する方法。紙の内部にヒダが追加されるので、厚みが出やすいので注意。周りの構造と合わせて同化・吸収してしまうのもよい。(麒麟、エンシェントドラゴン)
その他の角度での追加
利用される頻度は少ないけれど、覚えておくと使える局面は割と多くて、特に指の折り出しに便利。しずめ折りするようなかたちでヒダを作ると使いやすい。
使い分けの判断基準
当たり前ではあるが「必要なカドが得られるか」が最重要。その上で、追加したヒダが無駄なく使えるのがベスト。「フチへの追加」の場合は対象軸に余裕があり、逆に「対象軸への追加」の場合は外側にカドが作りやすいので、使い分けの判断材料となる。
多重化
構造は複雑になるが、複数のヒダを追加することも可能。可能な限り幅を揃えておくと使いやすい。下の例では外側のヒダでアゴなどを作り、それに追加して対象軸のヒダでキバを折り出すというようなことができる。(フォルネウス)