22.5度の原子で遊んでいると、折り出しにくい比率が必要になる時があります。という事で、最もよく出現するものの一つ、3+√2という比率について。
まず。とりあえず以下のような構造が3+√2です。
左はビバ!おりがみに掲載されている前川淳さんの龍、中央は川畑文昭さんのディノニクスなどが有名でしょうか。
※余談ですが、この2つの作品はどちらも大好きな作品で、よく折っていたのですが、自分で創作を始めるまで、これらが同じ比率を使っていた事に気がつきませんでした。
折り出しの点はいくつか考えられますが、2:1+√2、もしくは1:2+√2に分けるのが使いやすいでしょう。
※3:√2も出来ますが、折り出しやすさを考えるとあまりメリットはないように思います。
まずは、ビバ!の龍の折り出して紹介されたものです。対角線上に折り出されるので使いやすいですね。
もう一つ、折り出されるのは上記の方法と同じ点になります。(少し折り筋の付け方は違いますが、川畑さんの恐竜で使われている方法です。)
2つとは違い1:2+√2に分割する方法です。これも対角線に折り出されます。欲しい点に合わせて使い分けるとよいでしょう。
ブック型の対称線に折り出す方法です。
構造によってはこちらの方が使いやすい場合もあります。